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アンメット ある脳外科医の日記 あらすじ・予告

アンメット ある脳外科医の日記 あらすじ・予告

カンテレ

2024年4月期放送のテレビドラマ「アンメットある脳外科医の日記」のキャスト、次回予告とあらすじ、見逃し配信。

アンメット最終回 あらすじ・予告

第11話 最終回「いつまでも忘れません」6月24日(月)

川内ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶友治(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという―

 

 

すべてを失うその前に——。ミヤビ(杉咲花)の命を、記憶を、三瓶(若葉竜也)は守れるか。

ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5㎜以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。

過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう——。記憶障害という重い障害を抱えながらも、毎日綴る日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日に繋がらなくなってしまうのか。命の危機に瀕するミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。二人を待ち受ける未来は——

 

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アンメットクランクアップコメント

若葉竜也コメント
僕は、ドラマをこれまであまりやったことがなくて、撮影中初めて聞いた言葉(ドラマの専門用語)もありました。
たぶん…この景色は、ずっと忘れないと思います。ありがとうございました。

スタッフの「以上のカットを持ちまして、若葉竜也さんオールアップです!」の声に深々とお辞儀をした若葉。現場には、既にクランクアップした岡山天音がサプライズで駆け付け、若葉に花束を手渡した。都内から車で約2時間かかる遠方でのロケだったこともあり、岡山の姿を見た若葉は驚きを隠せず、目を見開いて「ウソ…来たの…わざわざ?ここに?」とびっくり。目を閉じたまま動きが止まり、「えっと…」と何とか言葉を紡ぎだそうとするが、感極まってうまく言葉が出てこない。

気づけば目には涙があふれ「僕は、ドラマをこれまであまりやったことがなくて…」と撮影を振り返り、再び言葉に詰まると、そんな様子を見守っていたキャスト陣とスタッフを見渡し、目に涙をためながら、「たぶん…この景色は、ずっと忘れないと思います。ありがとうございました」と、感謝を述べた。短くも心のこもった若葉の言葉とその涙に、スタッフ、キャストも同じようにあふれる涙が止まらず、温かな拍手がその場を包んだ。

 

井浦新コメント
この場を借りて、みなさんに感謝を伝えたいと思います。挑戦していくドラマの現場、作品というのは、世の中にたくさんあると思います。ただ、誰も見たことがないようなドラマを作っていくんだという気概のある座組に出会えることはなかなかないことだと感じています。

『アンメット』では、新しいことにチャレンジしていく、とても刺激的な場面をたくさん見てきました。この作品に参加できたこと、心からうれしく思っています。スタッフのみなさん、素晴らしい作品を作ってくださって本当にありがとうございました。

共演者のみなさまについても、本当に共演したかった、会いたかった方々に見事に会えた。そのことが、とてもうれしかったです。

何よりも、共演者、スタッフをぐいぐいとその気にさせていく、杉咲さん、若葉くん。2人のすばらしさが、この作品の核となり、すべてに焼きついているんだと思います。

一緒にお仕事できて、うれしく思っています。またみなさんと、どこかの現場で会えることを心から願っています。本当にありがとうございました!

 

吉瀬美智子コメント
津幡師長の役をいただいて…緊張の連続でした。みなさんの意識が高くて、津幡は私じゃないほうがいいんじゃないのかと思ったこともありました。

キャストのみなさん、そして花ちゃん。いちばん近くで、芝居を助けてくれて、励ましてくれたことが今日につながって、この日を迎えられたのだと思っています。

みなさんにご迷惑をおかけしたこともありましたけど、この仕事をやってきて、自分の中の引き出しが増えたなと感じています。

また、違う現場でこの経験を生かせるよう、私も頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました!

 

千葉雄大コメント
おつかれさまでした。まず、杉咲さん、若葉さん、2人の作品に対する向き合い方や熱意はすごかった。本当に尊敬しています。

そして役者が自由にやる。ということではなくて、スタッフのみなさんが、俳優部がやりやすい環境を作ってくださってるからこそ、できると思っています。

人と向き合うのって、大変だけど、なんとなくでやらないで、一つひとつを大切に、尊重し合って作っていったら、素敵なものができるんだなっていうのは、『アンメット』であらためて学びました。

 

岡山天音コメント
こんな現場ないなっていう思いが、最初からずっとありました。ある種、どこまでいけるのか…映画とかドラマとか、そういう枠は関係なく、作品作りのうえで、どこまでみんなで共同体として突き進めるのかをひたむきに、一丸となって挑戦していった作品でした。

俳優部としてこの作品に呼んでもらえて、参加できて、みなさんに受け入れていただけて、本当にうれしく思っています。

スタッフ、キャスト、みなさん一人ひとりの思いと、愛情と熱量があって、すごい作品になったんだなあというふうに思います。

そして、座長の杉咲花さん、あの、もう…まいりました。本当に、かっこいい座長の背中を見せていただきました。ありがとうございました。おつかれさまでした!!

 

生田絵梨花コメント
みなさん、本当にお世話になりました。現場でも、OAを見ても、みなさんの作品に対する真摯な思いや愛情にたくさん刺激を受けて、日々学ばせていただきました。

麻衣も、作品の中でどんどん素顔を見せられていったところなので、ここでお別れっていうのはとてもさみしいのですが、みなさんにまた会いたいなと思うので、その日まで楽しみに、日々精進していきたいなと思います。

本当にありがとうございました!

 

アンメット放送

■放送日時
毎週月曜日よる10時

■放送局
カンテレ制作
フジテレビ系列全国ネット

source:アンメット ある脳外科医の日記 | 関西テレビ放送 カンテレ

 

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アンメットこれまでの放送

第10話「あなたが灯してくれた光」6月17日(月)

 

手術をすれば二度と目覚めることはできない…困難を極めるミヤビ(杉咲花)の病状が三瓶(若葉竜也)の前に立ちはだかる。ミヤビの決意と三瓶の胸中は…物語は最終章へ。

一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。今回は軽い発作で済んだが、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すなよ、と釘を刺す。

数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られて…。

一方、三瓶は大迫の元で見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態。しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招く。ならば手術にかけるしかないのか…葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。

 

第9話「記憶障害の本当の原因は…教授の告白」6月10日(月)

 

明かされる記憶障害の理由

得体のしれない恐怖に襲われたミヤビ(杉咲花)の様子に三瓶(若葉竜也)は…。大迫(井浦新)が語る記憶障害の真実。

過去に三瓶(若葉竜也)と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)は、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。自宅で餃子パーティーをしながら麻衣に尋ねると、その記憶は自分たちが南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。当時、ミヤビと三瓶が2人でよく行動していたことは事実だが、それは綾野からのアプローチをかわすための嘘が始まりだったという。婚約については麻衣も詳しくは知らず、真実を知るのは三瓶ただ1人ということに。ミヤビはついに、三瓶本人に向き合おうと決意する。

そんな中、偶然、西島(酒向芳)と出くわしたミヤビは、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じたのだ。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じ、話を聞いた三瓶は…。

一方、麻衣から「大迫教授はミヤビちゃんに言ってないことがある」と聞いたミヤビは大迫(井浦新)の元を訪ねる。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語り始める。

 

第8話「揺れる二つの婚約…心優しき医者の決意」6月3日(月)

 

事故に遭ったのは綾野の父

麻衣(生田絵梨花)が綾野(岡山天音)に婚約解消を宣言!麻衣の真意が分からない綾野は…。一方、三瓶(若葉竜也)が気になるミヤビ(杉咲花)は過去の綾野からの告白を思い出して——

関東医科大学病院の建て替えのため、西島(酒向芳)が綾野病院を利用するつもりだと知った麻衣(生田絵梨花)は、“ある決意”を固め、綾野(岡山天音)との結婚をやめると言い出す。しかし、麻衣との結婚で西島グループの傘下に入らなければ、多額の借金を抱える綾野病院は確実につぶれてしまう。麻衣の真意が分からない綾野は、突然の婚約解消の理由が分からず困惑する。

息子の結婚のカラクリを知った綾野の父・勲(飯田基祐)は、経営再建のために過疎地医療を廃止することに猛反発。綾野は必死に説得を試みるが、とりつく島もない。そんななか、往診に出かけた勲が、交通事故で頭部に外傷を負って丘陵セントラル病院に運び込まれる。手術はミヤビ(杉咲花)たちの手によって無事に終わるが、勲には喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残り、しばらくの間、勲に代わって綾野が過疎地の診療所へ通うことに。

一方、三瓶(若葉竜也)から「僕たちは、婚約していました」と打ち明けられた記憶がよみがえったミヤビは、目の前にいる三瓶にそれが事実かどうか確かめることもできず、戸惑っていた。さらに、以前に綾野と2人で美術館へ行き、そこで告白されたことも思い出して!?

 

第7話「記憶がすり替わっている」5月27日(月)

 

記憶回復に新たな壁…嗅覚失った料理人

高美(小市慢太郎)の脳に腫瘍が見つかり、料理人の命綱である嗅覚が失われる危機!
ミヤビ(杉咲花)は記憶障害が改善したのも束の間、記憶がすり替わる症状が頻発して…

抗てんかん薬を増やしたことで、断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになったミヤビ(杉咲花)。本人はもちろん、森(山谷花純)や成増(野呂佳代)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーもうれしくてたまらない。しかし唯一、三瓶(若葉竜也)だけは、記憶障害の改善の仕方に違和感を覚え、表情が晴れない。

そんななか、ミヤビのお祝いも兼ねて、高美武志(小市慢太郎)が営む居酒屋『たかみ』をいつものように訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気づく。ミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜種(ずいまくしゅ)という腫瘍があり、その影響で嗅覚が落ちて味つけが濃くなったことが分かる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わる。料理人として究極の選択を迫られた高美は…。

一方、ミヤビは前日の記憶こそ残っているものの、その内容に間違いが多いことに気づく。ついには、治療中に患者を取り違えそうになり、恐怖で立ち尽くす。三瓶は、脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”が起きている可能性を示唆するが、残念ながら治療法は解明されていないという。新たな壁に悩まされながらも、高美に寄り添いたいと思うミヤビは…。

 

『アンメット』人気映画監督のサプライズ出演に視聴者びっくり「出てきた瞬間大爆笑」

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第6話「あなたは記憶障害を作った」5月20日(月)

 

あなたは記憶障害を作った…薬の意図は

抗てんかん薬に隠された真実に、三瓶(若葉竜也)の大迫(井浦新)への怒りが爆発!
後遺症への理解に乏しい職場に悩む患者のために、ミヤビ(杉咲花)がとった行動とは——

過去に脳出血の治療を受けた山本健太郎(鈴之助)が、てんかん発作を起こし運び込まれる。一度発作が起きると今後も繰り返す可能性が高いことから、山本には抗てんかん薬が処方されることに。一方で、抗てんかん薬は一度も発作を起こしたことがない患者への予防投与は推奨されていないが、ミヤビ(杉咲花)は予防投与として、大迫(井浦新)からこの薬を処方されているという。それを聞いた三瓶(若葉竜也)の脳裏には、ミヤビの記憶障害についてある疑惑が浮かぶ。津幡(吉瀬美智子)に頼まれた星前(千葉雄大)が、大迫の部下の綾野(岡山天音)に事情を聞くなどするが、疑惑は深まるばかり。

もし、三瓶の考えが正しければ、大迫はミヤビにある“重大な嘘”をついていたことになる。他ならぬ大迫が自分に嘘をつくなどミヤビはにわかには信じられないが、自らの仮説を裏付ける事実を見つけた三瓶は、静かな怒りを燃やしていく。

その頃、抗てんかん薬を服用し始めた山本は、十分な睡眠をとるため夜勤を減らしたいと会社に申し出る。しかし、後遺症への理解が乏しい上層部から特別扱いはできないと言われ、日中の仕事もしばらく休むよう通告される。自らも後遺症を抱えながら働くミヤビは、山本のために“ある大胆な行動”に出る。

 

第5話「難手術の重圧…私たちは一人じゃない」5月13日(月)

 

術者を任されたミヤビの葛藤 難手術…あなたはできます

「あなたならできます」——。助手から術者へ、ミヤビ(杉咲花)を医者としてステップアップさせようとする三瓶(若葉竜也)の言葉に、ミヤビが出した答えは…

寺の住職・成海(三宅弘城)が、読経中に意識を失い運び込まれてくる。検査の結果“もやもや病”が見つかり、治療後も脳梗塞や脳出血を引き起こす可能性をはらんでいることから、主治医のミヤビ(杉咲花)は、今後、お勤めは一切やめるよう宣告。それは事実上の引退勧告で、成海はその言葉を静かに受け止めるが、弟子の碧聴(大友律)は不安を隠せない。

早速、成海の手術が行われることになり、三瓶(若葉竜也)はミヤビを術者に指名する。しかし、もやもや病の血管は細く、手術の難易度も高いため、今の自分にはまだ無理だと反論するミヤビ。「川内先生ならできます」——三瓶のその口ぶりは、まるで手術の成功を確信したかのようだったが、ミヤビは、麻衣(生田絵梨花)から「三瓶先生のことは、あんまり信用しないほうがいい」と言われたことが胸の奥に引っ掛かっていた。

一方、全科で専門医レベルを目指す星前(千葉雄大)は、自分にも脳外科の手術をさせてほしいと三瓶に頼むが、あっさり断られる。星前は、自分の専門以外の知識がない医者を「専門バカ」と呼び、それによって困る患者を1人でも減らしたいと思っていたが、三瓶はその考えを真っ向から否定。すると星前は珍しく声を荒げ、相容れない2人の間には嫌な空気が漂う。しかし実は、星前の高い志の裏にはある理由が隠されていて…。

 

第4話「記憶障害の原因が見当たらない!?にわかには信じがたい結果」5月6日(月・替)

 

記憶障害の原因が見当たらない!?にわかには信じがたい結果に三瓶(若葉竜也)は。ミヤビ(杉咲花)は三瓶と大迫(井浦新)の間に漂う不穏な空気を感じて——

三瓶(若葉竜也)が検査した結果、ミヤビ(杉咲花)の脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見当たらず、三瓶とミヤビは困惑する。しかし、ミヤビから相談を受けた大迫(井浦新)は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。

検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビのカルテをこの目で確認しようと大迫の元を訪ねる。しかし、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと言われ、あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく。

一方、ミヤビはロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤が脳に見つかった患者。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症が残る。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤。ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。すると綾野の口からミヤビに思わぬ言葉が出てきて…。

 

第3話 「厳格な看護師長が胸に秘める10年前の悲しい記憶——」4月29日(月・祝)

 

厳格な看護師長が胸に秘める10年前の悲しい記憶——。津幡(吉瀬美智子)がミヤビ(杉咲花)の医療行為に反対する本当の理由とは…?

ミヤビ(杉咲花)の記憶障害は治る可能性があると示唆したうえに、「僕たちは、婚約していました」と驚きの過去を明かした三瓶(若葉竜也)。あまりに突然の告白に激しく動揺したミヤビは、その言葉を日記に残すかどうか迷う。さらに翌日には、星前(千葉雄大)から、三瓶が持っていたというミヤビと三瓶のツーショット写真を見せられ、ミヤビはますます混乱する。

そんななか、病院スタッフの間で、津幡(吉瀬美智子)が大迫(井浦新)の元を訪ねたという噂が流れる。嘘か真か、津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しに行ったらしい。すると、看護師たちの間では、安全室長として日頃からスタッフに厳しく接する津幡に反発する声があがり、星前もさすがに越権行為だと藤堂(安井順平)に抗議。しかし藤堂によれば、津幡が患者の安全に固執するのには、ある理由があるという…。

 

第2話 「左の感覚失った少年…日記にはない秘密」4月22日(月)

 

サッカー強豪校のエースが“左側の感覚”を全て失う重い後遺症…
三瓶(若葉竜也)から主治医を任されたミヤビ(杉咲花)は夢を失いつつある少年にどう寄り添っていくのか…

三瓶(若葉竜也)の助手として、記憶障害のミヤビ(杉咲花)が手術に参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの主治医である大迫(井浦新)は、「危険極まりない行為だ」と院長の藤堂(安井順平)に猛抗議。看護師長の津幡(吉瀬美智子)もそれに同調する。ミヤビは、大迫の言葉を胸に、まずは焦らず後遺症のある自分にしかできないことを探そうと思い直す。

そんななか、サッカー強豪校でエースとして活躍する高校生の鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急に運ばれてくる。検査の結果、右脳を損傷している亮介には身体の左側の感覚を全て失う“左半側無視”という後遺症が残っていると判明。

亮介は、左が見えないだけでなく、左側の情報を全て無視してしまう重い症状でまっすぐ歩くこともままならない。それでも、チームの仲間と全国大会出場を目指す亮介は、落ち込むどころか、サッカー復帰を目指して懸命にリハビリに励む。ミヤビはマンツーマンで亮介のリハビリに寄り添うが、やがて“つらい現実”を亮介に伝えなければならなくなる…。

一方、記憶障害の自分に主治医が務まるのか不安を覚えるミヤビに、三瓶は「僕がそばにいますから」と背中を押す。あくまで医者としてサポートするという三瓶のその言葉になぜか胸がザワつくミヤビ。日記で読んでも自分の感情の正体が分からないミヤビは首をかしげる。

 

第1話 4月15日(月)

 

私はまだ医者なのだろうか——。
朝起きたら前日の記憶はリセットされ、頼みの綱は日記の記録のみ。記憶障害の脳外科医・川内ミヤビ(杉咲花)は、もう一度、医師として患者と向き合うことができるのか——

1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)は、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いている。

そんなある日、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が新たに着任し、ミヤビが院内を案内していると、急患が運び込まれてくる。患者は女優の赤嶺レナで、検査の結果、脳梗塞と判明。夫でマネージャーの江本博嗣の同意を得て、すぐさま治療が行われることになり、三瓶はミヤビにも手伝うよう指示するが、看護師長の津幡玲子(吉瀬美智子)がそれを制止。三瓶は、治療後、救急部長の星前宏太(千葉雄大)から、ミヤビが記憶障害であることを聞かされる。

治療を受けたレナは目を覚ましたものの、言葉を出すことがほとんどできず、後遺症による失語症と診断。女優として絶望的な状況を目の当たりにしながら、何もできない自分にミヤビは葛藤する。
そんなミヤビに、三瓶は記憶障害のことを知った上で、「人手が足りないんだから、できることはやってもらわなきゃ困る」と言い放ち、ミヤビにも医師として診察や診断をさせるよう、院長の藤堂利幸(安井順平)に直談判して…

 

キャスト・スタッフ

キャスト

丘陵セントラル病院

  • 川内ミヤビ|杉咲花 脳外科医。事故により記憶障害を発症
  • 三瓶友治|若葉竜也 脳外科医
  • 大迫紘一|井浦新 脳外科教授
  • 津幡玲子|吉瀬美智子 看護師長 兼 医療安全室長
  • 星前宏太|千葉雄大 救急部長。多忙時は脳外科を手伝う
  • 藤堂利幸|安井順平 院長
  • 成増貴子|野呂佳代 麻酔科医
  • 森陽南子|山谷花純 看護師
  • 風間灯織|尾崎匠海(INI) 研修医
  • 新井小春|中村里帆 看護師
  • 大槻彩音|金井美樹 救急部看護師
  • 中野文緒|こぴ 看護師

関東医科大学病院

  • 綾野楓|岡山天音 脳外科医
  • 西島麻衣|生田絵梨花 脳外科秘書
  • 西島秀雄|酒向芳 関東医科大学病院グループ会長

周辺人物

  • 高美武志|小市慢太郎 ミヤビたちがよく行く料亭居酒屋「たかみ」の店主
  • 香織|阿南敦子 「たかみ」の女将

第1話ゲスト

  • 赤嶺レナ|中村映里子 俳優。長い下積みを経て主演ドラマの座を射止めるが、その直後に脳梗塞で倒れる
  • 江本博嗣|風間俊介 赤嶺レナの夫。マネージャー兼個人事務所社長
  • 言語聴覚士|長島竜也 レナのリハビリ担当
  • 三上恵子|菊地由希子 ミヤビがかつて担当した患者
  • ダイバーファイブの役者|獣神ハルヨ・牧野真鈴・関こころ・東条澪 レナが出演した戦隊ドラマ出演者

 

原作・スタッフ

■原作
子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)「アンメット-ある脳外科医の日記-」(講談社「モーニング」連載)

■脚本
篠﨑 絵里子

■演出
Yuki Saito
本橋圭太

■音楽
fox capture plan

■主題歌
あいみょん「会いに行くのに」(unBORDE/Warner Music Japan)

■オープニング曲
上野大樹「縫い目」(cutting edge)

■プロデューサー
米田 孝
本郷達也

■制作協力
MMJ

■制作著作
カンテレ

 

ドラマ概要

杉咲花が、”記憶障害の脳外科医”に!

前代未聞の医療ドラマで、フジ系連ドラ初主演&初の医師役。

過去2年間のキヲクを失ったうえに今日のことも明日には全て忘れてしまう…

私はまだ医者なのだろうか——。

葛藤を抱えながらも患者を救う脳外科医を演じる

川内ミヤビは、かつて将来を嘱望される優秀な若手脳外科医だった。
一年半前、不慮の事故で脳に損傷を負い、記憶障害という重い後遺症を負うまでは。
現在彼女は、過去二年間の記憶がすっぽり抜け落ちた上に、今日のことを明日には全て忘れてしまう。
誰と何を話し、何に喜んで何に悲しんだのか。翌日には全てリセットされてしまうのだ。
許された仕事は看護師の補助だけ。医療行為は一切NGで手術などもってのほかだ。
「私には今日しかない。だからせめて、今日できることをやろう。」
そう決めたミヤビは、今日の出来事や患者の状態、
細かい会話の内容からその時の気持ちに至るまで、毎日を詳細な日記に綴る。
毎朝5時に起きてはそれら全てを読み返し、記憶を補って新しい一日を始めているのだ。
ミヤビは、そうやって日々を、努めて明るく前向きに生きている。
「私はまだ、医者なのだろうか。」
この思いには、完全にフタをして。

そんなミヤビの前に現れた男。アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治。
診断能力も手術の腕も超一流だが、陰気な上に態度は不遜で超マイペース。
謎だらけの変人・三瓶は、ミヤビの記憶障害を知った上でなお、こう言い放つ。
「ただでさえ人手が足りないんだから、できることはやってもらわないと。」
強引な三瓶の導きによって、ミヤビはもう一度、脳外科医としての道を歩むことになる。

この前代未聞の挑戦を、ミヤビの主治医である大迫紘一も応援。
周囲の心配や反対を受けながらも、ミヤビは着実に、脳外科医として新たな一歩を踏み出していく。
しかし、やがてミヤビの“消えた2年間”の記憶の中に、
様々な謎や人間関係が隠されていることが分かってくる。
今は取り出せなくなっているミヤビの記憶の中にある、大きな秘密とは。そしてミヤビの“本当の思い”とは?
“記憶障害の脳外科医”再生の行方はーーー

 

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