笑うマトリョーシカあらすじと予告。主演・水川あさみが真実を追う新聞記者に!櫻井翔演じる若き政治家と玉山鉄二演じる有能な秘書の裏に潜む黒い闇に迫る!ヒューマン政治サスペンスが幕を開ける!
笑うマトリョーシカ あらすじ・予告
第11話・最終回 9月6日(金)
浩子(高岡早紀)は清家(櫻井翔)を操るハヌッセンではなかった。
そしてBG株事件には、前外務大臣の諸橋(矢島健一)だけでなく、総理大臣の羽生(大鷹明良)も関与していた――。
そんな衝撃の事実が次々と明らかになった矢先、清家から「僕のブレーンになってほしい」という突然の提案を受けた道上(水川あさみ)は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え、その提案を受け入れることに。
ことあるごとに道上に意見を求め、道上の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする清家。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始めるのだった。
そんな中、山中(丸山智己)から一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと促された道上だが、政権と敵対すると清家のブレーンを降りることになると考えた道上は、悩み始め…。
第10話 8月30日(金)
再び愛媛県愛南町で浩子(高岡早紀)と対峙し、中国出身の母のもとで生まれ、和田島(加藤雅也)と出会い、清家(櫻井翔)を産んで政治家にするまでの過去の出来事を聞かされた道上(水川あさみ)。しかし、清家の裏で暗躍するハヌッセンが本当に浩子なのか、浩子とBG株事件との関連についてなど、肝心なことは聞き出せず…。
しかも浩子は、清家が書いたハヌッセンの論文を鈴木(玉山鉄二)に送ったのは自分ではないと言い、新たな謎まで生まれてしまう。はたして論文を送ったのは一体誰なのか。答えを探すため、浩子の今の夫・小松(堀内正美)のもとを訪れた道上は、ある人物に疑惑の矛先を向けていくことに。
そんな中、清家は「首相公選制」の実現に向けて憲法改正案を提案するなど、官房長官としては前代未聞の言動をとり始めていて…。
第9話 8月23日(金)
浩子(高岡早紀)の母で、清家(櫻井翔)が政治家になるきっかけとなった祖母が「劉英華リュウインファ」という中国人であると知った道上(水川あさみ)たち。しかも英華は生前「復讐」の意味を持つ中国語をよく口にしていたという。その言葉にどんな意味が隠されているのか…。道上が考えを巡らせる中、清家は新たに、国民の直接投票で総理大臣が選ばれる「首相公選制」の採用を提案する。国民から絶大な人気を誇る清家が総理となるための布石とも取れる発言に道上は、その裏で手綱を引く浩子の存在を改めて感じるのだった。
一方、B G株事件への関与が疑われる諸橋大臣(矢島健一)の失踪中の元秘書・富樫(吉岡睦雄)の行方を追う鈴木(玉山鉄二)は、富樫が裏社会で生きているという情報をつかむ。道上たちはB G株事件への諸橋の関与を隠蔽したのは富樫であると筋立て、彼の行方を追うが…。
第8話 8月16日(金)
道上(水川あさみ)の前に浩子(高岡早紀)が姿を現した。
これまでの不審な事故死について問い詰める道上だったが、浩子は多くを語らず、逆に道上の息子・勇気(森優理斗)の身を案ずる意味ありげな発言を…。そして「夫が待っている」と言い残してその場を去ってしまう。あとを追った道上が目にした浩子の夫は意外な人物で、再婚を不気味に思った道上は、浩子への疑念をさらに募らせる。
その後、清家(櫻井翔)が地元・松山に帰って来ていると知り、佐々木(渡辺大)の店を訪れた道上は、清家からの「くれぐれも無茶はしないで」との伝言を受け取る。その真意が分からないまま、翌日の講演会で清家と顔を合わせた道上だったが…。
そんな中、浩子が銀座でホステスをしていた時のことを調べていた山中(丸山智己)が、ある驚きの新事実を持ち帰る。
第7話 8月9日(金)
清家(櫻井翔)から簡単に切り捨てられ、清家をコントロールしてきた本当のハヌッセンは自分ではなく浩子(高岡早紀)だったことに愕然とし、廃人のようになる鈴木(玉山鉄二)。しかしそんなことはお構いなしに、清家は官房長官としてより一層存在感を放ち、組閣早々不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献していた。
そんな中、浩子の行方を突き止めるべく動いていた道上(水川あさみ)は、街頭演説の場で久々に対面した清家から思わぬ言葉をかけられる。
そして道上からB G株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を託された鈴木は、父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す。すると過去の記事の中から、与党ナンバー2で外務大臣の諸橋(矢島健一)に関する新たな疑惑が浮かび上がり…。
第6話 8月2日(金)
次期官房長官として清家(櫻井翔)に白羽の矢が立つ中、ヒトラーの危険思想を持つ浩子(高岡早紀)が清家をコントロールしていると確信し、このまま清家に権力を持たせてはいけないと危機感を募らせる道上(水川あさみ)。
その矢先、とある場所で浩子と遭遇した道上はそのあとを追う。
そして辿り着いた先で道上は、清家のこれまでの発言につながる新たな事実をつかむことに。
そんな中、清家がついに官房長官に就任する。
清家との出会いからこれまでの軌跡を思いながら、2人の“悲願”が達成されたことに胸を熱くする鈴木(玉山鉄二)だったが、その裏には浩子の影が忍び寄っていて…。
第5話 7月26日(金)
清家(櫻井翔)の実母である浩子(高岡早紀)は、元夫・清家嘉和(梨本謙次郎)の死亡事故、さらに武智議員(小木茂光)の死亡事故をも仕組んだのではないか。
そんな疑惑が持ち上がる中、浩子が道上(水川あさみ)の実家の小料理屋を訪れていたことを知り、道上は戦慄する。
そして浩子の行方を探すために再び愛媛を訪れた道上は、鈴木(玉山鉄二)が浩子と面識があったにも関わらず、「何も知らない」と嘘をついていたことを知る。
鈴木はなぜ浩子との関係を隠そうとしたのか。道上の中に新たな疑惑が浮上する中、鈴木は高校時代、清家の実家を訪れた“ある日”のことを思い出していて…。
第4話 7月19日(金)
清家(櫻井翔)からの「今後はあなたのために連絡は取らない」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する。しかし美和子が書いたはずのシナリオの作者欄には“真中亜里沙”と記名があり、美和子という名が偽名だったと判明。しかも、清家と鈴木と美和子【真中亜里沙】の関係性になぞらえたストーリーには、道上が予想だにしなかった“ある人物”が登場していて・・・。
謎がさらに深まる中、何者かによって道上の勤める新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めることを決断する。そしてフリーのジャーナリストとして美和子【真中亜里沙】の実家を訪れた道上は、ある人物から彼女に関する重要な事実を聞く。
第3話 7月12日(金)
清家(櫻井翔)を裏で操っているのは自叙伝「悲願」に仮名で登場する大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)だと考え、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった道上(水川あさみ)。
そこで道上は清家の当時の同窓生を取材し、美恵子とされていた女性の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。
同じ頃鈴木(玉山鉄二)も、入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。
そして道上は、さらに大学時代の清家や鈴木、そして美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智議員(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れる。
するとそこで、さらなる驚くべき事実に直面して…。
第2話 7月5日(金)
父・兼髙(渡辺いっけい)の死は、BG株事件を闇に葬りたい鈴木(玉山鉄二)によって仕組まれたものではないか。さらに清家(櫻井翔)は鈴木に裏で操られており、助けを求めて自分に近づいてきたのではないか。そう考えた道上(水川あさみ)が清家のもとを訪れようとした矢先、道上の部屋に何者かが侵入し荒らされる事件が発生する。盗られたのはBG株事件に関する兼髙の資料や取材ノートのみ。道上はますます鈴木に対する疑惑を深めていくのだった。
そんな中、道上は清家の自叙伝「悲願」で清家がかつて私設秘書を務めていた代議士・武智(小木茂光)もまた、兼髙と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知る。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していて・・・。
第1話 6月28日(金)
主演・水川あさみが真実を追う新聞記者に!抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書ー。「この2人…何かがおかしい」政治家と秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死、野望と失脚、陰謀と裏切り…謎多き秘書役に玉山鉄二、物語を司る若き政治家役に櫻井翔を迎え、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンスが幕を開ける!
2022年、4月。
新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎(櫻井翔)の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。
同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川あさみ)は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。しかし担任の口から語られたのは、現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山鉄二)というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えているのだという。
「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」
違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。
そんな中、道上に一本の電話が入る。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼髙(渡辺いっけい)。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間! 兼髙は突然の交通事故で絶命してしまい・・・。
道上が追い始めた人気政治家とその秘書の“奇妙な関係”。その矢先に訪れた兼髙の突然の死――そして、これから待ち受ける衝撃の展開と真実とは?
野望と失脚、陰謀と裏切り・・・人間の欲望と謎が絡み合う、スリリングな物語が幕を開ける!
笑うマトリョーシカ
■放送日時
毎週金曜日 午後10時~午後10時54分
■放送局
TBS系列全国ネット
source:金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』|TBSテレビ
キャスト
- 水川あさみ
- 玉山鉄二
- 丸山智己
- 和田正人
- 渡辺大
- 曽田陵介
- 青木柚
- 西山潤
- 濱尾ノリタカ
- 中山麻聖
- 咲耶
- 渡辺いっけい
- 大鷹明良
- 矢島健一
- 国広富之
- 東根作寿英
- 小木茂光
- 加藤雅也
- 筒井真理子
- 高岡早紀
- 櫻井翔
配役
- 道上香苗(みちうえ かなえ)- 38
水川あさみ
東都新聞の記者。元は社会部の敏腕記者だったものの、文芸部に異動させられた。 - 鈴木俊哉(すずき としや)- 43
玉山鉄二(学生時代:西山潤)
清家の政務秘書官。学生時代は学年一の秀才。 - 清家一郎(せいけ いちろう)- 43
櫻井翔(学生時代:青木柚)
厚生労働大臣。未来の総理候補ともいわれる人気政治家。 - 山中尊志(やまなか たかし)
丸山智己
東都新聞の社会部記者。道上の先輩。 - 青山直樹(あおやま なおき)
曽田陵介
東都新聞の文芸部記者。道上の後輩。 - 道上香織(みちうえ かおり)
筒井真理子
道上の母。小料理屋「らんか」の店主。ドラマオリジナルキャラクター。 - 道上兼高(みちうえ かねたか)
渡辺いっけい
道上の父。故人。大手新聞社社会部の元記者。ドラマオリジナルキャラクター。 - 旗手健太郎(はたで けんたろう)
和田正人
道上の元夫。公務員。息子がおり、自身が引き取って育てている。 - 旗手勇気(はたで ゆうき)
森優理斗
道上と健太郎の息子。小学2年生。 - 清家の関係者
佐々木光一(ささき こういち)
渡辺大(学生時代:濱尾ノリタカ)
清家の後援会の会長。松山にある日本料理店「春吉」の経営者。清家と鈴木の高校時代の同級生、学生時代は生徒会副会長。 - 和田島芳孝(わだじま よしたか)
加藤雅也
清家の父。故人。代議士。清家とは実の親子だが、長きに渡ってその事実が伏せられていた。 - 坂本一紀(さかもと かずのり)
中山麻聖
清家事務所の政策担当秘書。清家と鈴木と同じ、福音学園出身。 - 謎の女
高岡早紀 - 凜々(りんりん)
咲耶
「らんか」のアルバイト。中国人。 - 羽生雅文(はぶ まさふみ)
大鷹明良 - 内閣総理大臣・民和党総裁。
諸橋育夫(もろはし いくお)
矢島健一
外務大臣。与党のナンバー2。実質的には羽生総理よりも権力を握っている存在。 - 武智和宏(たけち かずひろ)
小木茂光
愛媛出身の代議士。故人。清家たちと同じ福音学園出身。次期官房長官とまで言われたが、16年前に自動車事故で急逝。 - 藤田則永(ふじた のりなが)
国広富之
武智の元政策担当秘書。 - 一色清彦(いしき きよひこ)
東根作寿英
私立福音学園高等学校の学園長。清家たちの福音学園時代の元担任。
人物相関図
スタッフ・原作
■原作
早見和真作の小説「笑うマトリョーシカ」2021年11月5日文藝春秋
■脚本
いずみ吉紘
神田 優
■音楽
大間々 昂
■主題歌
由薫「Sunshade」(Polydor Records)
■政治監修
須山義正
武田一顕
■法律監修
岡本直也
■児童福祉監修
永野 咲
■警察監修
石坂隆昌
■医療監修
中澤暁雄
■プロデューサー
橋本芙美(共同テレビ)
■演出
岩田和行(共同テレビ)
城宝秀則(共同テレビ)
小林義則(共同テレビ)
■編成
杉田彩佳
■製作
共同テレビ
TBS
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■見逃し配信
TVer(予定)
■リアルタイム配信
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